
「せっかく高級バイクを買うなら、法人名義にして節税できたらいいのにな…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
BMWの重厚なクルーザー「R18」と、ハーレーきっての人気モデル「ローライダーS」。
どちらも“所有する喜び”に満ちた1台ですが――
もし法人名義で購入するなら、どちらが節税面で有利なのでしょうか?
実はこの2台、見た目や走りだけでなく「税金対策」「資産価値」という点でも大きな違いがあります。
この記事では、
✔ 税務的に有利なバイクとは何か?
✔ 資産として価値が落ちにくいのはどちらか?
という観点から、R18とローライダーSを徹底比較していきます。
この記事でわかること
- 法人名義でバイクを買うときの節税ポイント
- BMW R18とローライダーSの税務面・経費性の違い
- 両者の資産価値(リセールバリュー)の比較
- 法人契約での注意点とおすすめの購入フロー
- 節税×資産形成を両立させる“バイク投資”の考え方
なぜ今、“高級バイク×法人名義”が注目されているのか?
ここ数年、「バイクを法人名義で購入する」という選択肢に注目が集まっています。
その背景には、高級バイクの資産性の高さと、税務上の“節税メリット”の存在があります。
とくに、BMW R18やハーレー・ローライダーSといった100万円超のプレミアムバイクは、ただの「趣味の乗り物」ではなく、資産性のある“耐久消費財”として評価されることも。
例えば――
- 自社の広告・PR目的での使用(名刺代わりの高級車両)
- オーナーや役員の通勤手段としての活用
- 顧客へのイメージ訴求(ブランドブランディング)
こうした“業務使用の実態”があれば、バイクは経費として計上できる可能性があるのです。
さらに、法人で購入することで減価償却や維持費の経費化が可能となり、節税効果が期待できるため、バイク投資に目を向ける法人オーナーも増えています。
経費で買える“資産性のあるバイク”とは?
すべてのバイクが法人経費として認められるわけではありません。
節税を狙ううえで重要なのは、「資産性があり、業務使用の実態がある」という点です。
ここでいう“資産性”とは――
- リセールバリューが高い(中古でも価格が落ちにくい)
- ブランド力がある(BMW、ハーレーなど)
- 限定モデルや特別仕様車など“希少価値”がある
このような条件を満たすバイクであれば、売却時にも高値が付きやすく、帳簿上も有利に働くため、法人資産としても評価しやすくなります。
また、車体価格が100万円を超えるようなバイクは、税務的にも「少額資産」とは見なされず、減価償却資産として計上できる対象となります。
節税になる?ならない?法人でのバイク購入の基本ルール
とはいえ、「バイクを買えばすべて経費になる!」というわけではありません。
法人でバイクを購入して節税するためには、税務署に説明できる“合理的な理由”と“実態”が必要です。
主なポイントは以下のとおりです:
- 業務使用の証明ができること(通勤・営業など)
- 私的利用との線引きが明確になっていること(プライベート使用は要注意)
- 車両保険やガソリン代も業務使用に基づいていること
- 減価償却費として5年〜10年で計上することが多い
つまり、「このバイクは会社にとって“必要なもの”だ」と説明できるかどうかが重要です。
たとえば、役員が経営するデザイン会社やコンサル会社が、
「イメージ戦略の一環でハーレーを広告撮影や顧客対応に使用する」というケースなら、経費として認められる余地があります。
逆に「週末ツーリングのためだけに買いました」となると、経費にはなりません。
BMW R18とハーレー ローライダーS、どんなバイク?
「節税」と「資産性」を意識してバイクを選ぶなら、その“中身”を知らずに選ぶのはもったいない話です。
今回比較するのは、いずれも100万円をゆうに超えるプレミアムバイク。
どちらも所有した瞬間に、「ただの乗り物」ではなく「人生の一部」になるような魅力を秘めています。
ここでは、BMWとハーレー、それぞれの代表モデルであるR18とローライダーSの特徴を、詳しく見ていきましょう。
BMW R18|重厚感×孤高の存在感
BMW R18は、“現代技術で蘇ったクラシック”とも言える1台です。
搭載されるのは、水平対向2気筒1802ccという世界最大級のボクサーエンジン。
エンジンをかけた瞬間に、ズシン…と胸に響くような鼓動感があり、それだけで「ただ者ではない」と伝わってきます。
しかもR18は、その存在感だけでなく、所有することの満足感が別格です。
- クローム仕上げのフレーム
- 手作業による高品質な塗装
- ミニマルかつ美しいタンクデザイン
これらのディテールからは、もはや“走る工芸品”のような品格を感じます。
R18は、万人受けするバイクではありません。
だからこそ、「人と違うものを選びたい」「ブランドと芸術性を両立したい」という法人オーナーにとっては、まさに孤高の存在として選ぶ価値のある1台です。
✔ 法人の「顔」になるような重厚感
✔ 少数生産ゆえのリセールバリューと希少性
✔ 他にはない“佇まい”で、資産価値としても強い選択肢
ローライダーS|走り×カスタム性に優れたハーレーの名機
一方で、ハーレー・ローライダーSは、アメリカンバイクの真髄を現代にアップデートしたモデルです。
1868ccのミルウォーキーエイト114エンジンは、低速域から猛烈なトルクを発揮し、走りの“楽しさ”を体で感じられる設計。
それでいて、車体は軽量かつ取り回しやすく、都市部でも扱いやすい絶妙なバランス感が特徴です。
さらに、ローライダーS最大の魅力は――
「自分だけの1台」に仕上げられる拡張性の高さ。
- ハンドルバーの交換
- 吸排気パーツのカスタム
- サドルやペイントの個性化
これらが非常にしやすく、法人名義であっても「業務用バイクのイメージ戦略」に組み込みやすいのがポイント。
見た目はシックな“黒”ベースで統一され、ビジネスにも趣味にもマッチする絶妙なバランス感覚を持っています。
✔ 法人×趣味×資産性のハイブリッド型バイク
✔ カスタムで“唯一無二の資産”に仕上げられる
✔ ハーレーブランドの中でも実用性・走り・人気の三拍子が揃う
どちらも、「節税目的で買う」とは思えないほど魅力にあふれた1台です。
では、いよいよ本題――“節税しやすいのはどっちか?”を見ていきましょう。
【比較①】節税効果で見る|どっちが“経費化しやすい”?
「節税目的で法人名義にするなら、どっちが有利なのか?」
これは多くの法人オーナーや事業主にとって、最も気になるポイントです。
ここでは、BMW R18とハーレー・ローライダーSを、税務面から見て“どちらが経費化しやすいか”という視点で比較していきます。
減価償却の計上しやすさ
まず注目すべきは、減価償却のしやすさ。
どちらのバイクも車両価格は200万円〜300万円台と高額で、原則として固定資産に分類され、数年かけて費用計上されることになります。
R18の場合
- 新車価格は約300万円〜400万円超
- 「大型バイクかつ外車」=耐用年数は6年〜10年が一般的
- 高額ゆえ、一括償却ができない場合が多い
ローライダーSの場合
- 新車価格は約250万円前後
- こちらも原則減価償却だが、価格帯によっては少額減価償却資産の特例を検討できるケースも
- 修理・カスタム費用の経費化もしやすい
つまり、どちらも経費化は可能ですが、ローライダーSの方が「価格調整しやすく、柔軟に償却できる余地がある」という点でやや有利です。
整備・保険・維持費の“経費落としやすさ”
バイクの節税効果は「車両本体の減価償却」だけではありません。
整備費用、保険料、駐輪場代、ガソリン代、税金などの維持費も、業務使用の実態があればすべて経費として計上可能です。
特にローライダーSは、国産の部品との親和性も高く、カスタムや修理が柔軟にできるため、こうした維持費の調整がしやすい傾向にあります。
一方、R18は外車ならではの整備・部品コストが高額になりがち。
その分、帳簿上は「高額な経費」として処理しやすいですが、法人のキャッシュフローとの兼ね合いが重要になります。
✔ 長期償却&高額経費で節税狙うならR18
✔ 維持コスト含めて全体バランスを取りやすいのはローライダーS
税理士や専門家の評価は?
実際に筆者が税理士やIFAにヒアリングしたところ、以下のような傾向が見られました。
- BMW R18は「節税向き」というより“資産管理・ブランド戦略向け”の選択肢
- ローライダーSは「経費バランスが取りやすく節税にも有効」な実用型バイク
- どちらを選ぶにせよ、「法人での使用実態があること」が前提になるのは共通
つまり、節税の観点だけで選ぶなら、ローライダーSに軍配が上がるかもしれません。
ですが、“ブランディング×節税”という複合効果を狙うならR18も十分に魅力的です。
【比較②】資産価値で見る|“リセールバリュー”はどっち?
節税効果だけでなく、もうひとつ見逃せないのが「資産価値」=リセールバリューです。
法人名義で高級バイクを購入するなら、「数年後にどれだけ値が残るか」も重要な判断材料。
ここでは、BMW R18とハーレー・ローライダーSが“売却時にどれだけ価値が残るか”を徹底比較していきます。
BMW R18の中古市場動向と人気の理由
BMW R18は、登場当初から「価格に見合う希少性」が評価されているバイクです。
新車価格が300万〜400万円を超える車種でありながら、
中古市場では状態が良ければ250万〜300万円台をキープしている個体も少なくありません。
これはつまり――
他のバイクと比較して“値落ちしにくい構造”を持っているということ。
理由は大きく3つあります:
- BMWモトラッドというブランドの信頼性
- 生産台数が少なく希少性が高い(一部モデルはプレミア化)
- 大型ボクサーエンジンの“コアファン”需要が根強い
さらに、BMWは部品供給や整備体制が世界的に整っており、
長期保有による劣化リスクも少なく、「資産としての保存価値が高い」という声も多いです。
ローライダーSの値落ちしにくさとブランド力
一方、ローライダーSはハーレーの中でも“特に中古での人気が高いモデル”です。
ポイントは、ハーレーの中でも、
- カスタムベースとして優秀
- 走りの性能にこだわった“通好み”モデル
- ストリートスタイル×ミドルクラスの黄金比
という理由から、新車から数年経っても200万円以上で取引されることが多いという点。
特に2021年以降の現行モデルは、
中古市場で価格が上がるどころか“新車よりも高く売られる”個体が一部存在するなど、驚異的な残価率を誇ります。
✔ 売却前提で購入しても、資産として十分な価値を維持
✔ カスタム次第で「自分だけの価値」を作れるポテンシャルも強い
どっちが“資産性に優れる”か?
- 長期的な希少価値・ブランド価値を重視するなら → R18
- 回転率・売りやすさ・人気の高さを重視するなら → ローライダーS
どちらも一般的なバイクより明らかにリセールバリューが高く、「動く資産」として運用できるレベルです。
次章では、いよいよ総合的に「法人で買うならどちらがベストか?」を結論づけていきます。
【結論】法人バイクとして買うなら、どちらを選ぶべきか?
「節税効果 × 資産性」という視点からBMW R18とハーレー ローライダーSを比較してきましたが、
では最終的に、法人バイクとして“どちらを選ぶべきか”?
その答えは――
「あなたの法人が、何を重視するか」によって変わります。
節税重視なら【ローライダーS】
もしあなたが経費バランスを最優先に考えたいなら、
間違いなくハーレー・ローライダーSが有力な選択肢です。
- 購入価格が調整しやすく、減価償却に柔軟に対応できる
- 維持費やカスタム費用も経費にしやすく、節税しながらバイクを楽しめる
- 中古市場での人気も高く、「数年乗っても売れる」安心感
つまり、「節税×実用×資産保全」のバランスがとれた現実派モデルと言えるでしょう。
ブランド戦略・資産性重視なら【R18】
一方で、あなたが法人として「見せ方」や「ブランドの格」を大切にしているなら、
BMW R18は“所有すること自体に意味がある1台”です。
- 企業のイメージ向上に繋がる高級外車の存在感
- 法人の代表者が「乗っていて絵になる」佇まい
- 長期保有でも価値が落ちにくく、動産資産として優秀
これは単なる節税の道具ではなく、
「会社の価値観を体現するプロダクト」として選ばれるバイクです。
法人の目的に合わせて選べば、どちらも正解
✔ コストを抑えつつ、節税効果を狙いたい → ローライダーS
✔ ブランディングや希少性を重視し、長期的な資産価値も求める → BMW R18
高級バイクの法人購入は、“節税のため”だけでなく、
「未来への投資」や「会社の顔づくり」にも繋がります。
あなたの会社がこれからどんな未来を描きたいのか。
そのビジョンに合った1台を選ぶことで、バイクはただの乗り物ではなく、“会社を動かすエンジン”になります。
バイクを“経費で買う”ための注意点とアドバイス
高級バイクを法人で購入する場合、節税効果が期待できる反面、「やり方を間違えると否認されるリスク」も存在します。
ここでは、実際に経費として処理するために押さえておきたい3つの注意点と、スムーズな導入のためのアドバイスをお伝えします。
やりすぎNG!税務署に否認されないために
税務上、「このバイクは業務で使っている」と認めてもらうには、“実態”が重要です。
たとえば…
- 平日は営業や通勤で使用している
- 駐車場代や保険料も会社で管理している
- 使用ログや走行記録が残っている
こういった“法人で管理・運用している証拠”があるかどうかで、経費として認められるかどうかが大きく分かれます。
逆に、
- 週末ツーリング用に使っているだけ
- 使用頻度が明らかにプライベート中心
- 車両が社宅や自宅に置かれている
このような場合は、“私的利用”とみなされ、経費否認のリスクが高まるので注意が必要です。
実際の購入フロー(法人契約・保険など)
法人でバイクを購入する際のステップは以下の通りです。
- 法人名義での見積・発注(登記簿謄本・印鑑証明など必要)
- 法人で車両保険に加入(業務使用に対応する内容で)
- 名義を法人にし、減価償却資産として帳簿管理
- 使用用途・頻度を明文化しておく(社内規定に盛り込むのも有効)
販売店や保険会社にも、「業務使用としての法人購入です」と明確に伝えておくことで、トラブルを未然に防げます。
節税だけじゃない。資産運用として“プロに相談”するという選択肢
ここまで読んで「バイクを法人で買うのって、ちょっとハードル高そう…」と感じた方もいるかもしれません。
ですが実は、バイクだけで終わらない“節税+資産形成”の相談ができるプロの存在があるんです。
それが、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)への無料相談。
- 高級バイクを経費で落としつつ、節税スキーム全体を設計
- 余剰資金を海外不動産や分散投資に活用して、バイクを起点に“資産三重奏”を実現
- 税理士ではなく“投資に強い専門家”だからこそできるアドバイスが受けられる
小さなきっかけが、大きな安心につながる
このように、バイク投資を通じて得られた“資産感覚”は、ただの利益ではなく、「お金の扱い方」を見直すきっかけになります。
そしてそのきっかけ“確かな形”にしてくれる存在が、IFAです。
まだ利益が出ていなくても構いません。まずは考えを整理することから始めてみませんか?
よくある質問(FAQ)
Q1. 法人でバイクを購入すると本当に節税になりますか?
A. 条件を満たせば、法人名義でのバイク購入は節税につながります。業務使用の実態がある場合、車両本体は減価償却資産として計上でき、保険料・整備費・ガソリン代なども経費にできます。ただし、私的利用との区別が明確であることが重要です。
Q2. BMW R18とローライダーSでは、どちらの方が節税効果が高いですか?
A. 節税効果の観点では、ローライダーSの方が価格調整がしやすく、維持費の経費化も現実的で扱いやすい傾向があります。R18は車両価格が高いため減価償却額も大きくなりますが、長期保有前提での計画が求められます。
Q3. 高級バイクは全額を一括で経費にできますか?
A. 原則としてできません。高額なバイクは固定資産に該当するため、耐用年数(通常5~10年)にわたって減価償却によって費用計上されます。ただし、価格や法人規模によっては「少額減価償却資産の特例」が使えるケースもあります。
Q4. 法人名義のバイクでもプライベートで使って問題ありませんか?
A. 業務使用が前提であれば、一部の私的利用があってもすぐに違法とはなりませんが、税務調査で私的利用の割合が高いと判断された場合は経費否認のリスクがあります。業務用と明確に分ける管理体制が重要です。
Q5. 高級バイクと高級車、節税効果が高いのはどちらですか?
A. ケースによりますが、バイクの方が車よりも車体価格が低く、減価償却の柔軟性がある分、中小法人や個人事業主には導入しやすい傾向があります。ただし、ブランディングや接待・営業用途など目的によっては高級車の方が節税効果が高い場合もあります。
まとめ|“高級バイクで節税”はロマンと実益のハイブリッド
BMW R18とハーレー・ローライダーS――
どちらも、単なる乗り物ではなく“人生を彩る資産”としての価値を持った高級バイクです。
そして今、そのバイクを「法人名義で買う」ことで節税しながら資産性まで得られる時代が来ています。
高級バイクは、
✔ 乗って楽しい
✔ 所有して嬉しい
✔ うまく使えば経費にもなる
――そんな“感性と数字のバランスが取れた究極の選択肢”です。
「節税になるなら…」と後ろめたく選ぶのではなく、
“好きなものを選んだ結果、賢い選択だった”という未来こそ、本当に理想的な経営ではないでしょうか?
あなたの法人にとって、
「所有することがブランドになる」R18か?
「走りと節税を両立できる」ローライダーSか?
答えは、あなたの価値観と未来像の中にあるはずです。