
高級バイクに心惹かれながらも、
「ただの贅沢で終わるのでは?」
「所有して損をするのでは?」
そんな迷いを抱えていませんか?
確かに、高級バイクは決して安い買い物ではありません。
しかし――選び方次第では、
“乗って楽しめて、手放すときにも価値がある”
そんな“一流の所有体験”が実現できます。
本記事では、2025年時点で資産性の高い高級バイクTOP7を厳選し、
「ただの趣味」で終わらせないための考え方まで掘り下げてご紹介します。
“モノ選びに哲学を持つ人”こそ選ぶべきバイクとは何か?
その答えを、ここで一緒に探っていきましょう。
記事でわかること
- 資産性の高い高級バイクとはどんなモデルか?
- 2025年に注目される“売っても得する”高級バイクTOP7
- バイク選びで「所有の喜び」と「資産価値」を両立させる視点
- リセールバリューやブランド哲学に基づいた選定基準
- 法人名義でバイクを買うメリットと節税の可能性
- バイクを“語れる資産”として活用する未来設計のヒント
資産性のあるバイクとは?趣味と投資を両立する“新しい価値観”
「バイクは“浪費”だと思っていた。」
そう語るのは、ある経営者の男性(50代)。
だが数年後、彼は一台のバイクを購入価格以上で手放すという経験を通して、こう考えを改めたと言います。
「あれは“モノ”ではなく、“価値を持つパートナー”だった。」
いま、高級バイクは単なる趣味の枠を超え、「資産性」という新しい評価軸で見直されつつあります。
特に、“所有することに意味を求める人”にとって、この流れは大きな転機です。
ここではまず、なぜいま「資産になるバイク」が注目されているのか、そしてその価値の本質を探っていきます。
なぜいま「高級バイク」が注目されているのか
ここ数年、資産としての乗り物――いわゆる“現物資産”への注目が高まっています。
株式や仮想通貨のような“見えない資産”が不安定になる中、
「実物として手元に残る資産」に価値を感じる人が増えてきたのです。
そのなかでも、高級時計やスーパーカーに続き、注目を集めているのが「高級バイク」。
- 世界的に見ても中古市場が活性化
- 希少モデルはプレミア価格化
- 一部のメーカーは“アートピース”としても評価されている
これらの背景から、「高級バイクを所有する」という行為が“自己満”ではなく、“選ばれた人の投資行動”として再定義され始めています。
「所有の美学」と「資産の論理」を両立するモノ選び
40代・50代の経営者や開業医の多くは、こう言います。
「どうせ買うなら、“語れるモノ”が欲しい。」
“語れる”というのは、単なるスペックの話ではありません。
そこに「美学」や「思想」があること。
そして、“持っていても損をしない”という合理性も兼ね備えていること。
つまり、本当に価値あるバイクとは――
- 見た目が美しい
- 乗って楽しい
- そして、手放すときに値崩れしない
この3拍子が揃って初めて、所有の満足と資産価値が一致する「本物」と言えるのです。
「減価しない乗り物」に共通する3つの条件とは?
それでは、資産性を持つバイクには、どんな共通点があるのでしょうか?
以下の3つは、多くのバイク投資家・愛好家が口を揃えて挙げる要素です。
- 市場価値が下がりにくい「ブランド力」
→ ドゥカティ・ハーレー・BMWなど、一部のブランドは世界中で価値が共通しているため、リセールでも有利。 - 数量限定・プレミア要素があること
→ 台数限定、特別仕様、初年度モデルなどは、“モノとしての希少性”が資産価値を押し上げます。 - “時代に流されない”デザイン哲学
→ 流行に左右されないクラシックラインや、“歴史に残る名機”とされるモデルは、長期保有でも価値を維持しやすい。
この3つの条件を満たすバイクこそ、「資産」としてのポテンシャルを秘めた乗り物」と言えるでしょう。
そして、次章ではその具体的なモデル――
【2025年版】資産性の高い高級バイクTOP7を、一台ずつご紹介していきます。
【2025年版】資産性の高い高級バイクランキングTOP7
※選定基準:リセールバリュー|希少性|ブランド哲学
第1位:ドゥカティ パニガーレ V4(Ducati Panigale V4)

“走るアートピース”として世界が認めた名機
- リセールバリュー:★★★★☆
- 資産性評価:★★★★★
- 新車価格帯:約350万円〜
ドゥカティの象徴的モデルであり、エンジン・車体・外装すべてに芸術性が宿る一台。
特にV4エンジン搭載以降は、投資的価値も注目され、海外ではコレクターズアイテムとしての扱いも。
中古市場では、走行距離1万km以内なら価格がほぼ落ちない例もあり、まさに“資産バイク”の代表格です。
第2位:BMW R18 ファーストエディション(BMW R18 First Edition)

クラフトマンシップと資産性の融合
- リセールバリュー:★★★★☆
- 資産性評価:★★★★☆
- 新車価格帯:約290万円〜
BMWが本気で「伝統」を打ち出した重量級クルーザー。
その重厚感と唯一無二の存在感は、まさに“語れる所有物”。
ファーストエディションのブラッククローム仕様+ピンストライプ仕上げは将来的な希少価値も期待されます。
欧州では既にコレクション対象として評価が高まりつつあり、数年後の再評価が濃厚な一台。
第3位:ハーレーダビッドソン CVO ストリートグライド(Harley-Davidson CVO Street Glide)

“カスタムの極致”が保つ市場価値
- リセールバリュー:★★★☆☆
- 資産性評価:★★★★☆
- 新車価格帯:約450万円〜
CVOは「Custom Vehicle Operations」の略で、ハーレーが自ら手掛ける最高峰のカスタムライン。
価格は高いが、純正カスタムであることがリセールでの武器に。
中古でも“素性のわかる安心感”があり、走行距離によっては新車価格に近い価格で取引されることも。
個体によっては「初回限定カラー」や「希少パーツ」が資産価値を押し上げます。
第4位:カワサキ Z900RS(Kawasaki Z900RS)

“ネオクラシック”でありながら、資産として進化中
- リセールバリュー:★★★★☆
- 資産性評価:★★★☆☆
- 新車価格帯:約145万円〜
Z1をオマージュしたデザインと、現代技術の融合が魅力。
人気の“火の玉カラー”やリミテッドエディションは、リセールバリューが非常に高く安定。
国産車ながら「バイク投資」の文脈でも語られる数少ないモデルであり、コスパ資産バイクの代表格。
第5位:MVアグスタ スーパーヴェローチェ(MV Agusta Superveloce)

“官能美”を纏う資産バイクの異端児
- リセールバリュー:★★★☆☆
- 資産性評価:★★★☆☆
- 新車価格帯:約330万円〜
イタリアの“美と狂気”が結晶した一台。
非常に台数が少なく、「バイクでここまで美を追求できるのか」と話題に。
中古流通数が極端に少ないため、状態の良い個体は海外からの逆輸入需要も高く、隠れた資産バイクとして注目されています。
第6位:ホンダ CB1100EX ファイナルエディション(Honda CB1100EX Final Edition)

“国産空冷最後の名車”という称号が価値に
- リセールバリュー:★★★☆☆
- 資産性評価:★★★☆☆
- 新車価格帯:約140万円〜(中古)
生産終了が発表された途端、一部の中古価格が新車を超えたという異例の現象を起こしたバイク。
空冷エンジン・クラシックスタイル・国産ブランドの信頼性を併せ持ち、ロングタームで資産性が伸びる可能性あり。
第7位:トライアンフ スラクストンRS(Triumph Thruxton RS)

“クラシックレーサー”の価値を現代に蘇らせた一台
- リセールバリュー:★★★☆☆
- 資産性評価:★★☆☆☆
- 新車価格帯:約210万円〜
英国の伝統を背負いながら、現代技術で生まれ変わったスポーツクラシック。
万人受けはしないが、「これが好き」という人には熱狂的に支持されるタイプ。
台数が少なく、個体管理が良ければ将来的に再評価される可能性も十分。
“ただの趣味”で終わらせないための3つの視点
高級バイクは、乗って楽しい“趣味の道具”である一方で、資産価値を持つ「現物資産」としての側面も確実に広がりつつあります。
しかし、単に「高額なバイクを買えば資産になる」というほど単純な話ではありません。
資産としての価値を持たせるには、“考え方”そのものを切り替える視点が必要です。
ここでは、“趣味の延長”から一歩先へ進むための3つの視点をご紹介します。
「減価率」ではなく「満足度 × 将来価値」で考える
ほとんどのモノは、購入した瞬間から価値が落ちていきます。
バイクもその例外ではありません。
しかし、「どれだけ価値が下がるか(=減価率)」ばかりに目を向けてしまうと、本質を見失います。
大切なのは、「減る価値」ではなく――
「残る価値」と「得られる満足度の総量」に目を向けること。
たとえば、3年乗って50万円下がるバイクでも、
その間に得た体験が100万円分の価値があれば、
それは結果的に“プラス”の投資だったとも言えるのです。
資産型バイクとは、「金額」だけではなく、時間・体験・満足度を“総合して価値化”できる乗り物。
だからこそ、“趣味の延長”ではなく、人生を豊かにする投資としての目線が求められます。
「資産」になるバイクの“見えない価値”とは
市場価格で測れる資産価値は、あくまで“表面的な価値”です。
実は、それ以上に重要なのが、「見えない価値」の存在です。
それは――
✔ 語れるストーリー
✔ ブランドに込められた哲学
✔ 保有者の美意識とシンクロする設計思想
これらは一見、数値化できないように思えますが、プレミアムな市場ではこの“見えない価値”が価格を左右する大きな要因となります。
たとえば、ドゥカティのパニガーレや、BMW R18のようなモデルは、単なる性能ではなく、“そのバイクが何を象徴しているか”によって価値が変わってくるのです。
資産になるバイクとは――
「数字では測れない価値」を内包し、それが市場からも理解されているバイク。
その目利きこそが、一流の所有者に求められる視点です。
乗らずに保管しても意味がない?“走る芸術品”の真価
「資産になるなら、ガレージにしまっておいたほうが良いのでは?」
そう考える方も多いかもしれません。
しかし、高級バイクの本質は――
「走ってこそ価値が引き立つ、動的芸術品」であるということ。
特に、“資産性 × 趣味性”を両立するには、“使いながら価値を育てる”という発想が不可欠です。
✔ 乗ることでバイクとの関係性が深まり
✔ 維持することでコンディションが保たれ
✔ “実際に走った個体”だからこそ、語れる体験が生まれる
このプロセスこそが、最終的に“資産価値以上の評価”を導きます。
つまり、乗ることが価値の一部になる――それが、「走る芸術品」の真価なのです。
法人名義で買うという選択肢
「節税」「資産形成」「所有の喜び」――
もしこれらを一台の高級バイクで同時に叶えられるとしたら?
バイクを法人名義で購入するという選択肢は、
単なる趣味を“経営戦略”へと昇華させる、一部の経営者だけが知る知的な所有術です。
ここでは、そのメリットと注意点、活用例をご紹介します。
節税 × 運用の視点|経費化の可能性と注意点
法人名義でバイクを購入した場合、条件を満たせば以下のような節税効果が得られる可能性があります。
考えられる経費対象
- 減価償却費(耐用年数に基づく資産計上)
- 車両整備費・保険料・税金
- 社用車としての使用に伴うガソリン代・メンテナンス費用 など
特に、「バイクを使った移動・営業・広報活動」などの実態がある場合、一定の正当性を持って経費化が可能です。
ただし――
個人的な趣味利用と判断されると、否認リスクもある
そのため、社用日誌の記録や目的明確化など、形式面も丁寧に整えておく必要があります。
法人名義バイク購入の実例とメリット
実際、以下のようなケースでは法人名義バイクの活用が有効に機能しています。
● ケース1:不動産会社社長(50代)
「所有する喜びを持ちながら、広告塔としての役割も果たしてくれている。バイク×会社ロゴのSNS投稿が、ブランディングにも貢献している。」
● ケース2:開業医(40代)
「プライベート兼社用移動に活用。院名入りガレージを設けて、地域の患者との距離も縮まった。“バイク好きな院長”というキャラが好印象につながった。」
● ケース3:士業(税理士・FP)
「“資産型バイク”というジャンル自体が、顧客への金融教育にもなっている。自分が乗って語れることが、信頼構築の武器になる。」
これらの実例に共通するのは、
「バイクを単なる経費としてではなく、“経営資産”として捉えていること」です。
「趣味と実益のバランス」を保つ方法
法人名義での活用において最も重要なのは、
“好き”をそのまま通すのではなく、目的と実益を接続させること。
✔️ 「なぜこのバイクなのか?」
✔️ 「どんな経営活動と結びついているか?」
✔️ 「会社にどんな価値をもたらすのか?」
この3点を明確に設計できれば、
バイクは単なる“乗り物”ではなく――
経営哲学を体現する「語れる資産」へと昇華します。
“未来の手放し方”まで想定して選ぶのが一流の選び方
高級バイクを“資産”として捉えるなら、購入時点で終わりではなく、
「いつ・どうやって手放すか?」という視点まで含めて考えることが大切です。
これはまさに、高級時計や不動産と同じ“出口戦略”の考え方。
“乗るだけで終わらせない”ことで、バイクは生涯価値を持つ資産へと昇華します。
数年後に売却しても価値が落ちにくいモデルとは?
資産性のあるバイクは、以下のような要素を持つことで、数年後も価格が安定しやすい傾向があります。
プレミア化する傾向のあるバイク
- 生産終了モデル(例:CB1100EXファイナル)
- 特別仕様・限定カラー(例:Z900RS火の玉カラー)
- 毎年の新型で大きな変化がない“成熟した設計”
海外流通に強いブランド
- ドゥカティやハーレー、BMWなど、世界規模で中古流通が確立しているブランドは、
円安局面でむしろ“海外に高く売れる”逆転現象も起きています。
このようなモデルを選んでおくことで、“5年乗っても価格があまり落ちない”という状況も珍しくありません。
バイク売却の出口戦略|下取りとオークションの比較
バイクを手放す際の主な選択肢は、以下の2つです。
下取り(ディーラー・販売店)
- メリット:即時売却・手間がかからない
- デメリット:買取価格はやや低め
オークション・個人売買(専門業者 or バイクSNS)
- メリット:相場以上で売れる可能性もある
- デメリット:整備証明・出品管理などの手間が発生
資産性のあるモデルなら、「どこで売るか」によって10〜30万円単位で価格差が生まれることもあります。
そのため、購入時点で「数年後、どんな出口を用意するか?」まで想定しておくと、
最終的な資産評価に大きな差が出てきます。
“乗り換えサイクル”で楽しむ資産運用型ライフスタイル
一部のバイク投資家や経営者は、「5年サイクルで乗り換える」というスタイルを実践しています。
- 乗っている間は趣味として楽しみ
- 維持コストを最小限に抑え
- 値崩れしないうちに手放し、次の一台へ
これにより、ほぼ“実質負担ゼロ”で高級バイクを所有し続けるという運用型スタイルが実現します。
資産型バイクとは、“所有すること”が目的ではなく、
“所有を通じて人生を豊かに回していく”ための循環装置とも言えるのです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 高級バイクは本当に資産になりますか?
A. 一部の高級バイクは、資産性を持つ“現物資産”として機能します。
特に、リセールバリューが高いモデルや、生産終了・限定仕様などの希少性を持つ車両は、数年後も価値を保ちやすく、むしろ値上がりすることもあります。
重要なのは、「ブランド力」「市場流通」「設計思想」を見極めて選ぶことです。
Q2. 高級バイクを法人名義で購入すると節税になりますか?
A. 条件を満たせば可能です。
社用車として使用目的や記録を明確にし、業務との関連性が認められれば、減価償却費や維持費を経費として計上できる場合があります。
ただし、完全な趣味利用と判断されると否認リスクもあるため、税理士など専門家への事前相談が必須です。
Q3. 資産性のあるバイクと、趣味のバイクの違いは何ですか?
A. 趣味のバイクは「自分が楽しむ」ことを目的に選びますが、資産性のあるバイクは「将来の価値維持や売却」まで視野に入れて選ぶ点が大きく異なります。
ブランド・希少性・設計思想など、“外部からも評価される要素”を持っているかどうかが鍵です。
Q4. 手放すときに高く売れるバイクの特徴は?
A. 以下のような条件を満たすバイクは、将来的に高値で売却できる可能性があります。
- 人気モデル(中古市場でも需要がある)
- 台数限定や特別仕様車(希少性がある)
- 保管状態が良好(整備記録あり・事故歴なし)
- 海外でも評価されているブランド(ドゥカティ・BMWなど)
「どこで買うか」だけでなく、「どこで・いつ・どう売るか」も出口戦略として重要です。
Q5. 高級バイクの資産価値を保つために気をつけるべきことは?
A. 資産価値を維持するためには、以下のポイントに注意しましょう。
- 定期的なメンテナンスと記録の保管(整備手帳・レシート)
- オリジナルパーツをできるだけ維持する
- 保管環境の最適化(屋内・ガレージ保管)
- 過度な改造を避ける(純正志向がリセールに強い)
“乗ること”と“資産として管理すること”を両立する姿勢が、バイクの価値を高めてくれます。
まとめ|バイクを“語れる資産”に変える時代へ
単なる“趣味の延長”ではなく――
✔ 自分の価値観を反映し
✔ 経済的な合理性を持ち
✔ 人生と共に味わい、育て、循環させる
そんなバイクとの関わり方が、
これからの「所有」のスタンダードになる時代が来ています。